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15.今敏『千年女優』(2001)

引退した藤原千代子(原節子がモデルか)を訪ね、彼女の映画人生を回想し、彼女が少女期に会った活動家の画家の幻をずっと追い求めてきたことを、彼女の出演作を回想・再現しつつ、描く。
日本がハリウッドに対抗できるのはアニメだけだとの確信を持っていた今敏の傑作アニメ映画。
繰り返し主人公が走るシーンがでてくるが、それは思う人のもとへと駆けていこうする千代子の生き様である。
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今敏のあまりに早い死がほんとうに惜しまれる。
by takumi429 | 2012-01-15 01:59 | アニメ論
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