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医療社会学 第12回


ストレスとコーピング理論
関心がもたらす心の地図のあり様
ケアの優先 ベナー看護理論

ストレス(by セリエ)
脅威(ストレッサー)に対する生体の共通した応答反応

ストレス症候群の変化
①警告反応期
②抵抗期
③疲弊(ひへい)期

平均ストレス表
配偶者の死 100
離婚    73
失業(解雇)47
結婚    50

ラザルスのストレス心理学
脅威(ストレッサー)をどう評価するかによってストレスは異なる

ストレスの対処(コーピング)の2種類
(a)問題解決に焦点をあてた対処
(b)感情に焦点をあてた対処

ラザルス 「ストレスの現象学」を提唱
(脅威となりうる)出来事が「心の地図」のなかでどのように現れるのか

ハイデガー『存在と時間』
関心が「心の地図」での物事の有り様をきめる

人はなぜしばしばカサ☂を忘れるのか
①降り続く雨→関心:降られたくない・濡れたくない
 カサの存在に気づく
②雨が止んだ→関心:濡れる心配はない 別のことへ
 カサの存在に気が付かない カサの存在は消えた。
関心によって存在は有ったり消えたりする。

気づかい(関心)による心の地図(意味の世界)
ピアニスト
 腱鞘炎=音楽家としての人生とその世界の崩壊
一般人
 腱鞘炎=ちょっとした障害

ベナー看護論
病いはしばしば患者の意味の世界の崩壊をもたらす
患者は治癒だけでなく意味の世界の再建を必要とする
看護は患者の意味世界の再建を援助する

レポート課題
この授業を受けて、「ためになった」と思った内容を
A4レポート1枚にまとめる。(学籍番号・氏名を忘れずに)
7月28日15時までに
事務室の「医療社会学」のレポート入れに投函すること。
郵送でも構いません。
封筒の赤字で「医療社会学レポート在中」と書いてください。

by takumi429 | 2020-07-20 12:15
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