13.近代とは何か まとめ

まとめ

近代とは何か
1資本主義としての近代---マルクス---
 プロレタリアート(労働者)とブルジョワ(資本家)
 使用価値と交換価値
 
2.ゲゼルシャフト化としての近代---テンニス---
  伝統社会の瓦解と社会の再構築
 ゲマインシャフト/ゲゼルシャフトという差異の形成運動としての近代

3.逆説としての近代---ヴェーバー---
 プロテスタンティズムの倫理の逆説的帰結としての資本主義の精神
  倒錯した形式合理性の支配拡大としての近代
 
4.遊歩者の近代---ジンメル、ボードレール、ベンヤミン---
 交換価値の世界
 貨幣の担い手として商品の世界を遊歩する人々

5.欲望の喚起装置としての近代---ゾラ、デュルケーム---
 ゾラ『ルーゴンマッカール叢書』
  欲望の装置としての鉄道、百貨店、炭坑、市場、レビュウー、投機市場・・・
 デュルケーム 
  アノミー論:欲望の逸脱的増大
 
6.臣民化と規律化としての近代---アルチュセール、フーコー---
 近代とは個人を呼びかけ、主体(臣民)とし、その欲望を喚起しながら巻き込む管理していく権力が作動する時代

7.フロンティアの喪失としての近代---アメリカ社会学--
パーソンズ 
フロンティアの喪失による競争の激化を相互の役割を受け入れることで克服する社会
マートン
 アノミー論
  アメリカン・ドリームの功罪をアノミー論として展開
エスノメソドロジー
  既存の文化目標もそれへの手段も否定する(反抗する)若者たちの出現

8.公共性の変容としての近代---アーレントとハーバーマス---
  アーレント;近代とは、活動(語り演じる)世界=明るい公的空間が浸食された、暗い時代である。
  ハバーマス;システム的世界の生活世界への浸食

9.コミュニケーションの変容としての近代---オングとフルッサー---
 オング
 近代:話言葉から書き言葉への移行
 フルッサー
 画像→文字テキスト→テクノ画像

10.世界システムとしての近代---ウォラーシュテイン---
 世界が一つのシステムとなり、そのなかで各国は中核、周辺、半周辺の役割を演じている。
  
11.ナショナリズムとしての近代---アンダーソン---
 メディアなどにより作られた人造物(ナショナリズム)によって人々は想像の共同体(国民国家)を形成する。

12.外部の喪失としての近代---ベック---
 外部から取り入れ捨てていた近代の産業社会から、自己の内部へと危機を増幅させる再帰的な近代(危険社会)へと移行した。
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by takumi429 | 2006-01-01 00:00 | 社会学入門 | Comments(0)
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